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配達赤ずきん 成風堂書店事件メモ [本]

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前記事で紹介した大崎梢氏の著書で、東京創元社から出版されてます

「書店の謎は書店員が解かなきゃ!」というキャッチコピーの短編集で、大崎さんらしい、不思議な安心感と爽やかな読後感が魅力です。

駅ビル内の書店、成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘のいいアルバイト店員・多絵のコンビが様々な謎に挑む新感覚のミステリです

以下あらすじ

第一話 パンダは囁く
「近所に住む老人に頼まれてた」という客が持っていたのは暗号めいた購入希望リスト。
一見意味不明のメモから、杏子と多絵はその老人の探している本とそこに込められたメッセージを推理する

第二話 標野(しめの)にて、君が袖振る
コミック「あさきゆめみし」を成風堂で購入した後、「あのとき見落としていたいたことに、今気づいたの」という言葉を残して失踪した母の行方を捜しに来た女性。
彼女は20年前に弟をひき逃げで喪っており、母の失踪はそれに関係があるのではないかという。杏子と多絵は「あさきゆめみし」を手掛かりに女性の足取りをたどる

第三話 配達赤ずきん
成風堂が美容院に配達したばかりのファッション雑誌に、美容院の常連客の盗撮写真がはさまれていた。盗撮された常連客は激怒、経営存続の危機に立たされた美容院を杏子と多絵は救えるのか…

第四話 六冊目のメッセージ
入院中に母親が成風堂で買ってきた5冊の本に元気づけられたという女性。本に詳しくない母親のために、本を選んでくれた男性店員にお礼が言いたいとのことだったが、あまりにも卓越した本選びのセンスに驚く杏子と多絵。他の同僚に聞いても誰も心当たりがなく、成風堂内に該当者はなし。もうすぐ田舎に帰ってしまうというその女性は「謎の書店員」に会えるのか…?

第五話 ディスプレイ・リプレイ
美術好きのアルバイト店員・夕紀の希望で、出版社が主催する販促キャンペーンに参加することになった成風堂。人気コミック「トロピカル」の売り場に、見事な手作りディスプレイを完成させ喜ぶ杏子たちだったが、完成直後、何者かがディスプレイに黒いスプレーをかけて台無しにしてしまうという事件が起こり…



感想
事件そのものは大したものじゃないので、主人公が一般人でも不思議とリアリティがあって面白かったです
第二話の結末は意外だったなぁ…てっきり、ひき逃げ犯を特定する手がかりを見つけたのかとw

しかしどの話でも、心温まる結末がいいですね~♪

推理小説としての筋もしっかりしてるので、大人が読んで楽しいのはもちろん、中・高校生にも安心してオススメできる一冊です^^

短編集なので時間に余裕のない人でも、ちょっとした時間を利用すればすらすら読めるはず…


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コメント 3

don

けっこうミステリ好きですか?
by don (2011-06-25 21:47) 

mignon

なんだか楽しそうな話ばかりですね。
配達赤ずきんがおもしろそう。
by mignon (2011-06-26 00:48) 

ころとん

>donさん
はい!ミステリ大好きです^^
でも先日借りてきたのは新書3冊とノンフィクション1冊です(・ω・;)

>mignonさん
どの話も面白かったですよ。オススメの1冊です^^
by ころとん (2011-06-28 22:20) 

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